#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること
※この情報は更新されています。最新版は「# 感染時に備えよう 体調が悪いときにすること(おさらい・4/27更新版)」をご参照ください。
この記事では、新型コロナの3つの心得「# うちで過ごそう」「# 感染時に備えよう」「# 戦う相手は人ではなくウイルス」のうち、「# 感染時に備えよう」について解説いたします。
# 感染時に備えよう
体調が悪くなってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
いまから備えておくことが大切です。
体調が悪いときにすること
# うちで治そう
# 4日間はうちで
もし体調が悪いとき、どうすればよいのでしょうか。
もちろん、誰でも出来るだけ早くお医者さんにかかりたい。しかし、行った先の病院などの医療機関でコロナに感染してしまうこともありえます。また、今は皆さんで協力して医療を守っていくことも大事です。
微熱やせき等の風邪の症状がある時、まずはご自宅でしばらく様子をみましょう。ご自宅で安静にして、体の回復を待ちましょう。
持病がない64歳以下の方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱でも4日間はご自宅で、回復を待つようにしてください。
▶高齢者や持病のある方
高齢者や持病のある方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱があるとき2日程度はご自宅で安静にしてください。
▶妊婦の方
妊娠後期に感染したとしても、妊娠していない時に感染した方と比べて症状の重さは変わらないとされています。胎児の健康への深刻な影響も報告されていません。
風邪の症状や37.5℃以上の発熱が2日程度続く場合は、早めに帰国者・接触者相談センターにご相談ください。詳しくは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策~妊婦の方々へ~」をご覧ください。
どんなときに相談して、どう医療機関に行けばいいの?
相談する目安は次の3つです。
# 風邪か熱が4日
# 高齢者と持病がある方と妊婦の方は2日
# 強いだるさと息苦しさ
次のような方は、受診の目安に従って、お住いの地域の「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」に相談をしましょう。
・ご自宅で4日間(高齢者・持病のある方・妊婦の方の場合は2日間)、風邪の症状や37.5℃以上の発熱がおさまらない方
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
帰国者・接触者相談センターに相談した結果、コロナに感染しているかもしれないと判断されたら、どの医療機関に行けばよいのか紹介してくれます。
その紹介で指定された医療機関に受診してください。受診の時は、マスクを着けて、バスや電車などの公共交通機関の利用をさけ、指示にしたがってください。
行った先の病院でコロナに感染してしまったり、感染が拡大してしまったりすることもありえます。必ずお住いの地域の「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」にしたがってください。
もし感染している可能性があった場合
感染しているかもしれないと診断された場合にどうなるのかをイメージして心の準備をしておくことも大切です。
いまから日記をつけるなどして、外出先や出会った人のことをメモしておくのも良いでしょう。
▶感染している可能性があった場合、あなたは…
・感染経路を調べるため、過去14日間の行動に関する調査に協力することになります。
・健康チェックをしながら家から出ないようにします。
・陽性だった場合、人と離れて14日間過ごします。
検査は防護服を着た人によって行われ、特別なところで待たされたり、と慣れない環境で検査が行なわれます。事前に心構えをしておきましょう。
新型コロナに関して不安を感じるときは
お住まいの地域によっては、新型コロナの相談にのってくれる電話相談窓口・コールセンターを設置しています。
<相談窓口の例>
▶新型コロナコールセンター(東京都)
電話番号:0570-550571
相談受付時間等、詳しくは東京都のウェブサイトをご覧ください。
▶府民向け相談窓口(大阪府)
電話番号:06-6944-8197
相談受付時間等、詳しくは大阪府のウェブサイトをご覧ください。
感染時に備えた相談を受け付けているところもあります。予防のためにできること、不安への対処法など、困ったことがあれば相談してみましょう。
ご自分がアクセスできる相談窓口を知りたい方は、ネットで検索をしてみましょう。「(お住まいの地域・自治体名) 新型コロナ 電話相談窓口」と検索してください。
あせらず # 感染時に備えよう
以前の記事でご案内したように、緊急事態宣言で指定された7都府県にお住まいの方は、 # 3密回避と接触8割減と外出1回 を、
それ以外の40道府県にお住まいの方は、3密を避けることを守っていれば、普通の生活で感染するリスクは低い状態です。
感染時に備えて、必要な情報を調べ、心の準備をしながらも、落ち着いて普段の生活を続けることが大切です。
みなさまが、感染時に適切に備えることが、人と命と医療を守ることにつながります。
引き続き、ご協力をどうかお願いいたします。
クラスター対策に関する詳しい情報は厚生労働省の新型コロナクラスター対策専門家( @ClusterJapan) へ。