#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること(おさらい・4/27更新版)
※この情報は更新されています。最新版は「#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること(5/8更新版)」をご参照ください。
この記事は、4月8日に投稿した同タイトルの記事の内容を更新するものです。相談・受診の目安は2月17日より変更されていませんが、3月22日に厚生労働省から全国の自治体向けに補足説明の通知が出ています。そこで、補足説明された内容が、皆さまに届いていない可能性をふまえ、わかりやすく整理しなおし「おさらい・4/27更新版」といたしました。今後も状況の変化に対応して内容を更新していきますので都度ご確認をお願いします。
体調が悪いと感じたときは?
体調が悪くなってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
微熱やせき等の風邪の症状がある時、まずはご自宅でしばらく様子をみましょう。ご自宅で安静にして、体の回復を待ちましょう。健康だと思っていたとしても、いまから備えておくことが大切です。
持病がない64歳以下の方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱の場合は、4日間はご自宅で、回復を待つようにしてください。
ただし、次のいずれかの症状にあてはまる方は、相談・受診の目安に従って、お住まいの地域の「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」に相談をしましょう。
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く方
帰国者・接触者相談センターに相談した結果、コロナに感染しているかもしれないと判断されたら、どの医療機関に行けばよいのか紹介してくれます。
その紹介で指定された医療機関に受診してください。受診の時は、マスクを着けて、バスや電車などの公共交通機関の利用をさけ、指示にしたがってください。
ご高齢の方や持病をお持ちの方、妊婦の方の場合
ご高齢の方や持病をお持ちの方について、以前の記事では「2日程度はご自宅で安静に」とご案内していましたが、お住まいの地域の案内に従って早めに相談するようにしてください。なお、厚生労働省の事務連絡(3月22日付)では高齢者などの重症化しやすい方々については「2日程度」続いていなくても、「状況に応じて柔軟な対応を」と全国の自治体に対して依頼が出ています。ただし、地域の感染状況や医療体制によって対応は異なります。
▶高齢者や持病のある方
高齢者や持病のある方は、強いだるさや息苦しさがある場合はすぐに、帰国者・接触者相談センターにご相談ください。風邪の症状や37.5℃以上の発熱については、地域によって対応が異なります(2日程度の持続を目安にしている地域もあります)。お住いの地域の帰国者・接触者相談センターの案内を確認してご相談ください。
▶妊婦の方
妊婦の方は、強いだるさや息苦しさがある場合はすぐに、風邪の症状や37.5℃以上の発熱の場合は2日程度続くときに、帰国者・接触者相談センターにご相談ください。詳しくは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策~妊婦の方々へ~」をご覧ください。
妊娠後期に感染したとしても、妊娠していない時に感染した方と比べて症状の重さは変わらないとされています。胎児の健康への深刻な影響も報告されていません。
感染しているかもしれないと診断されたらどうなるの?
感染しているかもしれないと診断された場合にどうなるのかをイメージして心の準備をしておくことも大切です。いまから日記をつけるなどして、外出先や出会った人のことをメモしておくのも良いでしょう。
▶感染している可能性があった場合、あなたは…
・感染経路を調べるため、過去14日間の行動に関する調査に協力することになります。
・健康チェックをしながら家から出ないようにします。
・陽性だった場合、人と離れて14日間過ごします。
新型コロナに関して不安を感じるときは
お住まいの地域によっては、新型コロナの相談にのってくれる電話相談窓口・コールセンターを設置しています。
<相談窓口の例>
▶新型コロナコールセンター(東京都)
電話番号:0570-550571
相談受付時間等、詳しくは東京都のウェブサイトをご覧ください。
▶府民向け相談窓口(大阪府)
電話番号:06-6944-8197
相談受付時間等、詳しくは大阪府のウェブサイトをご覧ください。
ご自分がアクセスできる相談窓口を知りたい方は、ネットで検索をしてみましょう。「(お住まいの地域・自治体名) 新型コロナ 電話相談窓口」と検索してください。
あせらず#感染時に備えよう
以前の記事でご案内したように、お住まいの地域での生活で、「3密回避と接触8割減 」を守っていれば、普通の生活で感染するリスクは低い状態です。
みなさまが、今いる場所・地域にとどまっていることで、感染拡大を防ぎ、人の命と医療を守っています。このことをぜひ深く胸に刻んで下さい。そして、ゴールデンウィーク等の大型連休中も、またその後も、できるだけ遠距離を移動しないように努めてください。
感染時に備えて、必要な情報を調べ、心の準備をしながらも、落ち着いて普段の生活を続けることが大切です。
みなさまが、感染時に適切に備えることが、人と命と医療を守ることにつながります。
引き続き、ご協力をどうかお願いいたします。
クラスター対策に関する詳しい情報は厚生労働省の新型コロナクラスター対策専門家( @ClusterJapan) へ。
感染拡大を防ぐために役立つ動画をはじめ、政府や自治体による助成金・支援金制度の詳しい情報は内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」のウェブサイト へ。